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【ドラグラプロダクションズ製作、片岡鯖男】3.8フィートの週末5『 サーフィンとコロナ木刀』_(1378文字)

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ボンザーを初めて見たのはいつだったのか?

そして、

日本のサーフィン界が冒した完膚なきまでの大失敗。

この春は、

そんなことを交互に考えていた。

あの時はみんな必死だったのかもしれないし、

サーファーがサーファーを取り締まるだなんて、

思いも付かないことが起きたが、

なぜそうなったかという確かな答えは手に入らない。

とにかく戦時中のようなプロパガンダによって、

サーファーたちは、

政府を信じきって進んでいく気持ちの統一感と、

連盟の肩書きというものが持ち得る力のすべてが、

あらゆるビーチで頂点に達していくようすが、

日本中に存在するサーフブレイクにのなかに見てとれた。

千葉北などは、

サーフィンをさせないように木刀を持って見回っていたらしい。

この事実を誰も書いていないのは、

何かが怖いのだろうか。

または、

別段気にもしていないのかはわからないが、

日本のサーフ界は数十年にわたって、

特権階級を各地の誰かに与え続けた結果でもある。

これは悪しきことが、

新型コロナ騒動で頂点に達した瞬間だった。

協会や連盟は、

自分たちがサーファーたちを統治していると、

信じているのがおめでたいと言っているのだ。

サーファーが享受してきた豊かさは、

こうして統治者を多く輩出して、

他国から二歩も三歩も後退している。

いまあのときに逆もどりし、

追体験的に想像のなかでふりかえって俯瞰してみると、

世界のサーファーからは信じがたいほどにかけ離れた、

超SF的な、

ある意味では悪夢的と言ってもいいほどの、

桁はずれの同調圧力を後ろ盾とした暴力があったことがわかる。

まちがいとか不幸とまでは言わないにしても、

常軌を逸していびつな状態だったのだということを、

感染とはあまり関係ない辺鄙な地方のさまざまな報告が伝えてきた、

日本という興味深い不思議なローカリズムは、

このようなかたちでひとまずその権力の頂点をこのときに知ったのだと、

悔しいけど痛感してしまう。

本当の喜び、

デューク・カハナモクというサーファーの遠い分身があるが、

それを受け継ぐ人が少なくなった。

だが希望もある。

その分身は少ないが、

確かにいるということだ。

反面教師として、

もっとも偉大な力をいまも保ち続けているのは、

私見によれば、連盟の告知だ。

彼らのとらえかた、

ものの考えかた、

思想や行動のシステムなど、

すべてを根底から修正しなければならない事態にさしかかっても、

そしてその時が遠く過ぎてもまだ、

日本のサーフ業界はこれでもかこれでもかと、

サーファー同士ではあるまじき指令を無反省に続けていた。

その命令を受けたサーファーたちは、

犠牲者は、

ついつい、

反射的に受け手に回ってしまった。

今までのようにだ。

しかし、もう気づいている。

ではどうするか。

ここからが、もっとも重要な日本のサーフィン界だ。

追記:

サーフィンは虚空に浮かんだ架空のものだ。

すばらしい波に乗ったあと、

残ったのは、

夏の陽ざしに、

使うことのできなかったツイン・フィンだ。

もはやファンタジーとしてのリアルさの名残りと思い出。

今の私にはテイク・オフのとき、

迷いも疑いも全て捨て、

トップから漕ぎきって、

立ち上がり、

一瞬飛ぶようになり、

それからレイルが波ウォールにめり込むかどうか、

そんなスリルの名残や思い出すらどこにもないのだった。

#みんなでサーフィンを変えていく

 


【サーフィン研究所&ドラグラ・プロ】滑りを先導する浮力体_音頭がお好きでしょう_秀作絵しりとり_(1657文字)

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Blair Conklin and Catch Surf Wonper

Photo by @hartman_riviera

.

サーフィンをするというのは、

波に乗ることである。

サーフボードの上に立つことではない。

なので、

私がサーフィンを教える際は、

必ずボディサーフをする。

逆に言うと、

ボディサーフできないと波には乗れない。

このメソッドは、

ログからロングに、

ロングからミッドレングス、

そしてフィッシュやミニへと、

ボードサイズや体積を下げるときにも有効だ。

なぜならボディサーフには、

ボード浮力がゼロだからである。

そうすると、

このワンパ—のようなパーム(掌)系は、

『滑りを先導する浮力体』

というのが愉快なのだとわかる。

天才ブレアはやはりボディサーフもすばらしかったと、

ニック王子(なつかしいと知る人は、古くからの読者だろう)

のショットから知ることができる。

Tyler Warren Bonzer Disk 6’8″

Photo by Brian Miller

.

昨日のカタサバ先生のポストが話題を呼んでいる。

先日の華厳さんのときもそうだったが、

みんな同じように感じているのだと実感が湧いた。

さて、音頭。

これはベンチュラ・セイジが、

‘92年の宝島誌に掲載されていた記事を拾ってきてくれたものだが、

今私たちは

——ドラゴン・グライド・プロダクション内では——

音頭ブームが来ている。

来客があり、

タイミングが合うと、

「音頭はお好きですか?」と聞いてみる。

ここでもし音頭を肯定すると、

あらゆる秀逸な音頭を聴いて音頭人へと洗脳される。

それが私たちの手であり、

あなたのDNAに訴えかけるものだ。

先日タマちゃんと長く話したが、

音頭を語れなかったのは、

彼があらかじめ防御していたからであろう。

これは、

さくらももこさん(故人)が、

音頭に傾倒した頃の作品だ。

星やワニ、

浴衣が歌詞を表現している。

これは音頭研究家である大瀧さんの楽曲で、

布谷さんが唄ったオリジナルから14年後の里帰り版だ。

突然タキローからSMSがあり、

「音頭(をんど、英語: Ondo)は、

構築された仮説があり、

既存の理論が当てはまるかどうかを確認することや、

理論からの予測対象について、

さまざまな条件下で測定を行うことであり、

知識を得るための手法の一つです」

と送られてきたが、

これを国文の権威である華厳さんに送ると、

「意識と困難です。

記憶による認識と、

遺伝子での認識は意識に密接に関連しているので、

それらの要素からの音頭は、

極端に単純化されなければなりません」

ややこしくなったので、

「ダンダンダン(ダンス・ダンス・ダンス)アーソレソレ」

と返信し、

「(音頭は)かんたんです」

そう言ってくださいと、

いつものように電話すると、

父ちゃんが出て、

「ジローとタローは学校に行っています」と言う。

そうか、

二郎たちは毎日遊んでいるのかと思ったら、

小学生でした。

いよいよ普段通りが始まりましたね。

アメリカのチェーン店で、

ナンバーワンのバーガーと聞かれたら、

このウェンディーズと答えるだろう。

ハンバーガーならインアンドアウト・バーガーが秀逸だが、

全米チェーンではないので、

「アメリカで」ということである。

NAKISURFにはオリジナルステッカーがあり、

これが名作のひとつとして知られる1969年のスティングレイ。

なぜかみんな1969年ですね。

’60年代の終わりは、

カルチャーの凝縮があったようだ。

そのアメリカでは、

サーフボード工場に居候していて、

自分でシェイプしてもいた。

これはスクエアテイルのフィッシュ。

テンプレートは、

タイラー・ウォーレンのドリームフィッシュのを使わせてもらった。

【おまけ】

「ドラグラ絵しりとり」

答え:

タヌ→ヌノヤフミオ→陰陽師→二郎→うまい→いい法王

→ウララカ→かんたんでした→タキビ神

お後がよろしいようで。(笑)

【そのオリジナル音頭アゲン】

Happy Surfing & Happy Ondo Life!!

【サーフィン研究所:出張編】黒潮町大方の砂浜美術館_マルヤ・ピークとマルヤ・トリム_(2763文字)

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幡多郡黒潮町。

ここは関東地方で言うと、

伊豆のようなリゾートにあたるのだろうか。

ここまでは、

室戸岬のスカシーからは車で四時間半程度。

高速道を使えばもう少し早いし、

あの狭い浦ノ内を通らないで済む。

またはガシラハウスがある青龍寺から黒潮町までは90km。

南へみっちり走ると二時間半後には、

松林の美しく長い砂浜海岸が見えるだろう。

入野海岸だ。

ここは、

大きな林も魅力的な、

昭和ロマンチックなビーチブレイク。

夏となると、

この砂浜の一角で、

全国的にも知られるイベント

『砂浜美術館』が開催される。

あまりの大盛況となり、

すでにNPO法人となったほど、

町おこしの成功例として今に知られる。

この元々は役場職員が、

デザイナーの梅原真さんに

「町おこしの良いアイディア」を提供されたのだが、

例によって、

前例がないからと、

町からは、

たった少しの予算しかもらえずに見切りスタートさせた。

すごいのがこの役場職員のお二人だ。

お名前を畦地和也氏、

松本敏郎氏と言います。

彼らは他の役場職員にはないほど、

大方町の行政の一案に情熱をむきだしにし、

力業で成功へ導いたのである。

そして今では、

高知県を代表する真夏の大人気イベントとなっている。

さらに二人を支えたのは、

入野海岸の有志「さざなみ会」だ。

(「現在「砂美人連:さみっとれん」に改名されている)

彼らは「町を担う大波になろう」

そう掲げ、

ど根性でさまざまな苦難を乗り越え、

最初のイベント

「Tシャツアート展」と、

「砂の彫刻展」を成功させた。

1989年のことである。

この成功物語は、

努力と情熱の量と時間に比例しながら進んでいった。

流れ着いた漂流物を宝として、

全国各地で展示したり、

砂浜でするバーベキューを

「海賊たちの晩餐」

というテーマで迫っているのも痛快だ。

これは私たちが属する

『ドラゴン・グライド・プロダクション』

に相通じるものがあると、

河合和尚に同意を求めると、

「海賊のスパークリングワインです」

「はい——」

「LPの片面が終わるころは、次のサービス時間です」

そう話はわけがわからない方向にこんがらがっていくのは、

スカイアンドシー・カフェのオープンを控えて、

河合さんが複数のタスクをしているからだ。

夜明け頃には、

タヌ浦の波を見ていた。

膝、腰くらいの波がある。

前日は18cmくらいだったから、

波はかなり上がったということになる。

感動的な瞬間だった。

ただ満月満潮なので潮が多かった。

このバックウオッシュのヨレを考えると、

波サイズ的にも広い砂浜のところが良いかもしれないと、

10分程度北上し、

きれいなラッキョ畑の横を通り抜けていった。

この入野海岸旧道沿いには、

お好み焼きの殿堂『マルヤ』があり、

マルヤ線上にある稜線に合致している

『マルヤ・クレスト・ピーク』を松林を抜けて、

波を見ると、

タヌ浦よりも波サイズがやや小さいが、

バックウォッシュもなく、

ライトとレフトと分けるようにピークしてブレイクしていた。

良い波である。

長丁場になるといううれしい予感があった。

酒蔵館の旦那からいただいたクーラーバッグに氷を入れ、

昨日の残りものの巻寿司を入れ、

ウォータージャグとカメラバッグをしょって、

ボードを抱え、波打ち際まで行き、

そこに基地を作った。

Catch Surf ©ODYSEA Plank 8’0″

.

コスタリカではないが、

着てきたままの格好で波に乗るのは夏の愉楽だ。

ボードを持つだけでそのままサーフができる。

すると、

ターボーくんがやってきたので、

冒頭の記念写真を撮ったのは、

私と彼が同年であるということに由来している。

ターボーくんは、

トリムラインに入る、

またはトリムラインに乗せるタイミングで、

こう両手を開く。

「まるでガルウイングやね」

本人はそう言うが、

なかなかのものである。

私はこれを「マルヤ・トリム」と命名した。

私のトランクス姿に触発されましたと、

フィッシュ使いのひろき君が笑顔で教えてくれた。

それからトオルくんという、

ビッグフィッシュの達人もやってきて、

剣豪たちで『最高のセッション』は極まっていく。

風というのが存在しないと、

波はこうしてツルリンとなる。

ツルリンにレイルを切れこませ、

斜面にシュッターと滑るのは、

快楽以外の何ものでもない。

ナッキーの里は沖縄であるので、

沖縄からやってきた波というプレゼントだ。

波を壊さないように、

最小負荷のパドリングと速度で始める。

そんなイントロのサーフィンがあった。

20mくらい乗れる波もたくさんあり、

ときにはその倍ほどの長距離滑走まであり、

そんな歓びを燃料にサーフしているあいだ、

ターボーくんが

「(店の)仕込みやで〜」

そう言って上がっていってしまった。

「最高でした!また、やりましょう」

トオル君はそう言い残し爽やかに去っていった。

グレイトサーファーはすばらしい。

やがて、

ひろき君も満面の笑みで上がって行き、

少しすると、

緩くオンショアが吹いてきたので一度上がり、

Tシャツを乾かすあいだボディサーフで遊んだ。

時計を見ると、

サーフ開始から4時間も経過していた。

ちょっとした浦島太郎気分だ。

梅原さんは、

砂浜を遊び尽くすことをイベントとし、

こちらは

「波を遊び尽くす」ことを本日のテーマとした。

最近体が鈍っていたので、

これでかなり基礎体力が付いたと感じるほど、

ボディサーフで遊びまくった。

高校生のときほどの空腹感マックスとなり、

待てずに11時半の開店5分前に到着すると、

マルヤはすでに開店していた。

さすがである。

白い暖簾が良い。

これはスターウォーズの冒頭で、

オープニングロールによってエピソードの進展が示唆されるが、

マルヤも同じように暖簾で店の清潔さをアピールしているのだろう。

本日は、

トンチーWチーズ・ゼンイチ流に、

カスコンの2本立て。

マルヤは、

お好み焼きの範疇を越え、

メキシカンのような風味のトンチーWチーズを世に誕生させた。

これにハラペーニョを加えたら、

本国メキシコに行ってもコンデ・コマ並ですぞと、

業界最強説が出た。

これは前日の同場所。

曇天で、

セットで18cm程度でした。

フィンがなければ乗れました。

これも前日のターボー氏。

お洒落で愉快なグレイトサーファー。

そして清潔でおいしいお好み焼き殿堂

「マルヤ」のマスターシェフであり、

私たちの仲間であります。

「このマルヤTが欲しい」と言うと、

冒頭に書いたTシャツアート展でヒラヒラしたものであるという。

食後、

「あるね屋」が近くにできたというので、

行ってみると、

なんと超名店『ノスタル』の韓国のりまきと、

旨ダレチキンが、

あのチエ・フォントでバリバリ展開されていた。

早速購入して頬張ると、

「ああ〜」

あの日のノスタル風味が蘇るのでありました。

【サーフィン研究所】黒潮町の一日_(1656文字)

Happy Surfing and Happy Life!!

【サーフィン研究所】バリとブラジルの現況_宇佐ショッピングセンターの弁当_(1881文字)

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Bonzer 1973 / 6’5″

.

ボンザーフィンを波壁にくい込ませつつ、

ビッグロックスの波を思いだしていた。

ビッグロックスはチャングー地区にあり、

(巻末にリンク等が’ございます)

バリのドラグラ教授情報によると、

あちらもビーチが解放されたという。

Catch Surf ©ODYSEA Skipper Fish 6’0″

Nakisurf Original Twin fin / Mega Quad

.

ドラグラ教授というのは、

キャットフォード大学の名誉偉大最高キョウジュのことである。

世間だと、

英国オックスフォード大の環境博士である高間教授は、

チャングーの裏手で私設大学を運営されている。

教授は、

観光客がいません。

やたらと空いているチャングーで良い波に乗って、

生きている実感をしましたと教えてくれた。

先日、

ブラジルが感染者増加していて、

大丈夫でしょうかとここで書いたが、

ブラジル在住のマキマキ・カサマキさんが近況を早速寄せてくれた。

あちらのサーファーの現状がとてもわかりやすかったので、

ほぼ原文のまま掲載してみます。

ちなみに彼もドラグラ流の現地シェイパーであります。

「NAKIさん、みなさまこんにちは、

ブラジルの近況でございます。

結論からに書くと各所違いすぎて統一感ゼロです。

さすが混沌ラテンアメリカです。

遠くアマゾン州では、

コロナウイルスで医療崩壊をしていますが、

元々その地域は医療体制は都市部しかなく、

今まで野ざらしの状態でした。

隣のサンパウロ州は患者数がうなぎのぼりですが、

私の住む街はいまだ例年のインフルエンザよりも死亡者数が少ない状態です。

ロックダウンをしてましたが、

それも緩められ、

朝夕の渋滞も戻って、

ショッピングセンターや小さなお店もやっと開き始めました。

人が集まるお店などの場所に行くにはマスク必須で、

さもなくば入店禁止とかの制限がかかっていて、

いろいろなお店が閉店されてしまったり、

失った販売機会を戻すべく安売りセールを繰り広げています。

これもいつまで続くのかという感じで、

集団感染が出れば、

行政は安全側に振り出してもとに戻る気がします。

こちらは季節が北半球と逆なので、

これから患者数は増加を続けて世界No1となり、

第二波が来る北半球の秋冬にバトンタッチということになるのではないでしょうか。

病気よりも経済活動のほうが怖いですが、

問題は先送りになりがちです。

コロナウィルスの予防には、ビタミンD3が最高です。

そうです!

お陽さまの下でサーフィンをするか、

サプリメントをとるのが一番の予防です。

ということで目一杯サーフィンをしましょう。

さてこちらのサーフィン、

街によってサーフィン禁止市長令などが出ていますが、

みんな無視して海に入って罰金を払っています。

私のよく行くサーフスポットは、

半島を挟んで州境があるのですが、

市警察が取り締まりに来ると、

サーファーたちは反対側(規制されていない州側)にパドルして、

罰金を逃れています。

いまが一番波のいい季節なので、

みな波を逃したくありません。

今年は海が温かいです。

例年ですと、

薄いフルスーツのはずですが、

いまだにトランクスで入っている人もいます。

そして雨が少なく、すでに水不足です。

このまま事なきを得て、

終わって欲しいが、

どうもそうでもないとみんなは気づき始めているような、

でもどうしようもないしな、という状況です」

まだ乗っていませんが、

ボンザーを自分で作りました。

MAKIMAKI

ありがとうございます。

地球の裏側は、

少しコメディチックなのは、

ラテン系に由来して楽観主義だからでしょうね。

ご無事とハッピーサーフィンをお祈りします。

お便りをありがとうございました!

こちらの波は小さくというか、

ほとんどない。

「45cm@6秒は、

沿岸にたどりつかないほどささやかなうねり」

だとわかった。

宇佐ショッピングセンターは、

土佐エリアでは、

食の殿堂として知られているが、

中でも弁当群と寿司系の味が深く、

熱い情熱があり、

仕事がこまやかであり、

強烈な感動を与えてくれる。

しかもこの昭和30年代の価格帯というのに驚かされる。

欠点は昼前に行かないと売り切れてしまうことである。

この日も婦人が数人やってきて、

大量にこれら弁当を購入し、

それを空き箱にみっちり詰めていたのだった。

【オマケ:そのバリのビッグロックス波】

(有名スポットの横だが、岩が前にあるので無人)

Tyler Warren Dream Fish 6’7″

Eureka Twin

【特大号】タイラー・ウォーレンのドリームフィッシュ@ビッグロックス_(2079文字)

Happy Surfing!!

【サーフィン研究所】ドノバン_ボス=タヌ君!?_法王=風大左衛門説_ブレードランナー1982_大谷翔平くんアゲン_(1458文字)

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Donavon at North Hawaii

.

こんな写真が出てきた。

この広告撮影のときのヒトコマ。

これはノースハワイ、

カウアイ島が雨雨雨で、

洪水災害となった始まりの頃だった。

どちらも一瞬だけやってきた雨の切れ目だった。

梅雨入りだというのに、

雨が降らない土佐高知である。

きっと他の地域も同じだろうか。

七色の朝焼け。

ここは青龍寺の裏とはいつか書いたが、

ボスという地域ネコ、

いやノラネコがいる。

もしかすると、

タヌ君が化けているかと少し前にここで書いた。

(巻末リンク*1を参照ください)

ボスはテラスの長椅子が気に入っているのか、

定位置にゆったりと寝ていた。

ボスは今まであれだけ警戒していたのだが、

クロとの争いに勝ち、

ここが自分の場所(満州帝国制)だと思っているのだろうか。

写真を見ると、

傷がそろそろ癒えてきている。

ノラネコであるボスたちは、

明治の頃の嘉納流講道館高弟のような毎日だ。

(当時はよく闇討ちという勝負があったとされる)

ボス似のケーキを見つけたので、

一枚いただきました。

誰かにも似ている。

こちらは私たちのボスであるラカ法王。

こうして風大左衛門と合わせると見事です。

あまり知られていないが、

イエローサブマリン音頭の訳詞は松本隆さんだが、

この主題をドラグラ広報部によって、

法王へと変化したゴスペル

(gospel=福音音楽、霊歌)

『ラカ法王音頭』というのがございます。

(巻末リンク*2)

映画館が営業を開始し、

秀逸なのは特別料金1100円(学生500円)で、

昔の映画を上映していることだ。

これは名画座と呼ばれる方式だが、

こうして大手TOHOシネマがやるところがうれしい。

で、早速『ブレード・ランナー”ファイナルカット”』を見た。

これは1982年に上映されたオリジナルがあり、

それを公開25年を記念し、

リドリー・スコットが再編集したバージョン。

劇は2019年のことだが、

ポスターはいまだ2020年表記のミスプリント版がうれしかった。

とすると、

今は2020年なので劇中と同じ時代となる。

今見ると、

実際と違うことも多い。

「環境破壊によって、

人類の大半は宇宙の植民地(オフワールド)に移住している」

この設定は、

きっと今から100年先でもありえない。

細かいところだと、

公共の場で禁煙でないこと、

車はまだ飛んでいないことが挙げられるが、

この奇跡の続編、

2049年版をもう一度観たくなった。

(巻末リンク*3)

Blade Runner 2049

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

.

総評は、

38年も前の作品なのにやたらと秀逸なのは、

奇才リドリー・スコットの魔法だ。

彼の他作品は、

『エイリアン』

『ブラック・レイン』

などがある。

(『ブレードランナー2049』は製作総指揮)

MLBやNPBがもうすぐ開幕するので、

握り方のおさらいをした。

私はピッチャー目線でゲームを観る。

図表が左投手の握り方だったので、

親和感が湧かず、

反転して右にしたら納得できるものとなった。

完全復活の大谷翔平くんの投球が見たい。

バッティングももちろんである。

選手会がストライキをしたら、

選手会以外の新MLBを結成していただき、

オオタニ・ボンバイエとかましていただきたい。

プレーしたい選手はたくさんいるだろうから。

【巻末リンク:タヌ君はボス!?】

【サーフィン研究所】共有ありがとうございました!_千葉の爆発系波_小夏こじゃんと_タヌくんの秘密_(1809文字)

【巻末リンク*2:イエローサブマリン音頭&ドラグラ】

【ドラゴン・グライド・プロダクション】ラカ法王音頭_(2007文字)

【巻末リンク*3:ブレードランナー2049】

最近の真夏日、いろいろ_ブレードランナー2049_新しいノーズライドの予告_(1584文字)

Happy Surfing, Movie and Ondo!!

【サーフィン研究所】キャッチサーフの乗り味とは?_正しいターボー氏_スカイアンドシー・カフェが20日に開店します!_(1693文字)

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The Blue Dragon

青龍寺の裏手に浜があり、

そこにやってきた弱いうねり。

ささやかだが、

大海の波動を感じられた。

Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’0″

Nakisurf Original Twin fin / Mega Quad

.
「キャッチサーフで波に乗る楽しさ」

キャッチサーフを上手に乗りこなしている人を見ると、

こころの柔軟性はもちろんのこと、

ボードの挙動の差違を判断し、

加重を自在に転換できるサーファーだと感じる。

先日のことだが、

駐車場で声をかけていただいた。

そしてキャッチサーフのことを質問された。

お名前を失念したが、

40歳台くらいの年代の、

サーフをやりこんでいそうな体系だった。

帽子をかぶっていらしたので、

彼のことを帽氏としてみた。

キャッチサーフのことを創業時から知るので、

わかることは全てお答えしたい。

「どうですか?そのキャッチボードは」(帽氏)

「最高です。強いし、柔らかいし、何よりも楽しいです」(私)

「実は先週それを乗ったんですよ」

「お!いいですね。ボードサイズはいくつでしたか?」

「6やったかな?」

「(乗り味は)どうでしたか?」

「それがあんまりやって、これなら自分のクアッドの方が動くと思いました」

「そうでしたか…、でもキャッチサーフとPUの動きは別ものです」

「別もの、どんなものですか?」

「キャッチサーフはですね」

「はい」

「例えば、(サーフィンで)ターンというのは、

ボードを沈め、その反発を使って速度を得たり、

進行方向を変化させることと仮定します」

「はあ」

「キャッチサーフはこの変化が一拍遅いのです」

「ほう!」

「ですので、この一拍遅いことをターンに反映させるのです」

「はあ」

「遅いからこそ、ボトムターンの入りを早め、

水圧解放の際も、

すぐに切り替わらないことを利用するのです」

「そうか!」

「そうです。今までの自分のタイミングでもリズムでもありません」

「なるほど」

「新しいリズムです」

「それを受け入れられない自分がいました」

「大丈夫です。いま気づいたわけですから」

そんな会話がありました。

キャッチサーフは、

「柔らかい浮力体で、不安定な波に乗るのが楽しい」

そう定義してみた。

でもこのことも定義しないほうがキャッチサーフぽいし、

とにかく、

安全性と愉楽は密接に結びついている。

(逆もまた多々あるが、危険リスクは高くなる)

先日、

黒潮町に行った際にターボーくんと、

「サーファーのナショナリストたち」

という話となった。

ターボーくんは、

名店「まるや」のオーナーシェフであり、

聡明な氏は、

真正お好み焼きを焼きつつ、

右でも左でもなく、

ナチュラリストやニュートラリストが幸せなのではないかと、

話は正しく帰結した。

ちなみにターボー氏の本名は「正」という一文字だ。

正義の「正」であり、

辞書を引くと、

1.正しいこと。⇔誤

2.答えなどがあっていること

3.正解

4.本家

5.事実

6.まさに

そんな意味であり、

言葉の持つまっすぐな直線が伸びていた。

それにしても楽しいセッションだった。

全員がどの波に乗るかをわかっていて、

そんな品のある、

そしてきめの細かい、

最上級の小波日が忘れられない。

【お知らせ】

スカシーこと、

スカイアンドシー・ムロトの中庭に

『スカイアンドシー・カフェ』がオープンします!

@sky_and_sea_muroto

食材は全て、

考えられる最上級で安全なものでご提供します。

@tomoshibi_works

6月20日のオープニングは、

『スカシー名物西山大地のトマトピザ』の用意が無料でございます。

さらにお祝いとして、

それはおいしいグラス・スパークリング・ワイン

(BRUT&なみなみ)を300円というパーティ価格としました。

私も会場におります。

どうぞみなさまお誘い合わせの上お越しください!

高知県室戸市室戸岬町2752-1

0887-98-7017

info@skyandsea.jp

(雨天順延です)

【巻末リンク:砂浜美術館に来た波】

【サーフィン研究所:出張編】黒潮町大方の砂浜美術館_マルヤ・ピークとマルヤ・トリム_(2763文字)

Happy Surfing and Happy Life!!

【サーフィン研究所・所長登場特大号】トム・カレンとタイラー・ウォーレン_映画のいま_仲間と楽しむサーフィン_NALU誌とBLUE誌連載&特集記事について_(2377文字)

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こちらはひさしぶりの、

見事な大雨である。

トランプ氏の指示がサバになったと、

高知新聞の一面にあり、

アメリカ国民はついに動き出した感がある。

雨の日は読書であり、

しかも明るい話がいい。

トム・カレンと後を向いているタイラーの写真がある。

タイラーはトム・カレンの信者であり、

3大弟子のひとりでもある。

世界有数のサーフボード・コレクターがいる。

通称『バグス』はタイラーの仲間で、

メキシコのサリナ・クルスに家がある。

そこはスナッパーかイナリーズか、

はたまた千葉リーズのような激逸波だという。

タイラーは、

そこにトムと一緒に長期間滞在することで、

「サーフィンにまつわる全てのこと」

を吸収する年中行事にしているのだと言う。

トム・カレンはサーフ界の釈尊だろう。

そしてタイラーは舎利弗(シャーリプトラ、सारिपुत्त)である。

トム・カレンとのサーフボード説法相手は、

タイラーを交えて前出のバグスの三者会談だと言う。

カリフォルニアの話となったので、

いくつか写真を引き出してみた。

これはサンタバーバラのピア。

海に突き出た桟橋の上からだと、

波を上から見ることができる。

そんなこともピアが好きな理由のひとつだ。

これもサンタバーバラ。

ファーマーズ・マーケットの日だろう。

正午頃に吹く、

あの乾いた熱風を思いだし、

ベンチュラ・セイジに電話をすると、

アメリカはコロナ騒動の後、

黒人の権利問題で暴動や略奪があり、

ロス・アンジェルスには近づいていないという。

とっくに解決していなければならない問題だが、

奴隷制度からDNAに刻まれたものがあるのだと察する。

次から次へ問題が続出する大国だが、

日本のサーフ界と同じように変われるのだろうか?

(カタサバ先生のコラムを参照ください。巻末に)

社会に長期間洗脳された人種問題である。

洗脳といえば、

秀逸な洗脳映画を観た。

名作映画を大画面の大音量で、

この料金で、

しかも誰もいない。

貸し切りで映画を見られるのはマイケル・ジャクソンでなければめったにないことだ。

先日のブレードランナーも貸し切りだった。

やはり映画業界も瀕死の危機だそうで、

日高村でドライブイン・シアター復活と高知新聞にあり、

感動しつつ記事を読むと、

入場料が1台3500円もするとあった。

うーん。

これでは映画をなかなか見ることはできない。

映画は文化の証であるので、

こういうときに門戸を拡げるべきだと考えてみた。

これは瀧朗の弟子であるリバーのIGポスト。

ベンジとジャンプしてハイタッチしているが、

日本でこのようにやると、

例によって正義警察という幼稚園の先生たちに

「危険だ」

とか、

「リーシュが付いていない」

そう戒められる。

サーフィンはフォークダンスでも、

組体操でもないし、

アーティスティック・スイミング

(旧名:シンクロナイズド・スイミング)

でもないのだから、

「とても楽しむ」

「真剣に楽しむ」

そんな目的のサーフィンになればいいのだが、

たいていはみんなでするお遊戯みたいなことを求められる。

そう考えないように改めていただきたいが、

コロナの際に出現した自粛警察が地方にあれだけいるのだから、

それはまだ当分先のことになるのだろうか。

ここまで書いたところでナルー誌が東京から届いた。

散見すると、

世界の識者たちのほとんどが私と同じ考えであったと、

経典のような記事で知った。

ジェリー・ロペスもそう言っていたし、

サーフィン研究所の所長である中村竜さんも同意見だった。

中村竜さんは、

これまでサーフシーンを正しく伝えてきた。

読んでみると、

やはりさすがである。

竜くんの意見は、

どこかの協会のなんたらとか、

なんとか長と言っていることとは真逆であり、

これこそが真のサーファーだとハンド・クラッピング。

奇才秀才天才とトリオで迫る桝田琢治さん。

サーフメディアの超巨星である彼の文章も必読だ。

「サーフィンはアウトロー行動ではなくなり、

大型スポーツ店舗で扱われて満足している程度だ」

そう斬り捨てる。

タクジこそが河原の石川五右衛門であり、

渚のシンドバッドである。

サーフ界の北方謙三とされる小川徹也さんの連載も痛快だった。

「誰もしていけないとは言われていない」

同感である。

ただ、

現時点ではサーファーの多くは、

同調圧力派の「右向け右」であり、

ならば、

そういう人は、

週刊ヤングマガジンに連載されていた

史村翔原作の『右向け左!』

を読んで改心していただきたい。

さて、

今号の私は、

巻頭にある「サーファーの言葉」より参加しつつ、

こちらの特集記事にも

『タイラー・ウォーレンへインタビューしたもの』

を寄稿させていただいた。

ぜひ本誌の色々を読んでいただきたいので、

ちょっぴり抜粋すると、

「〜へこたれない根性を持つサーファーと、

波情報で波の高さを選び、

人の後に付いてパドリングしているサーファーの違いを分けるものはない。

よって、世間がサーファーというものを見るときは玉石混淆となる」

こんなはじまりで、

読者がこの状況を冷静に俯瞰できるように書いてみた。

連載コラムも巻末頃107ページ目にあり、

こちらは抱腹絶倒、

トリミロン語でしたためた。

さまざまなサーフィンのスタイルがあるということを、

多くの人に知ってもらいたいと感じて書きました。

そして、

BLUE誌も本日発売です。

なんと、

ここにもよく登場するアンディ・デイビスが単体でカバー登場です。

かっこいいなぁ。

Blue誌の巻頭コラム連載ものなので、

歴史をまじえて崇高な内容で迫ってみた。

今回はデューク・カハナモクが、

日本の現状を見たらどう思われるのか、

*横山泰介さんのお言葉を添えて渾身執筆した。

(*=ドラゴン・グライド・プロダクション長老)ぜひお手に取ってみてください。.

#みんなでサーフィンを変えていく

【巻末リンク:カタサバ論】

【ドラグラプロダクションズ製作、片岡鯖男】3.8フィートの週末5『 サーフィンとコロナ木刀』_(1378文字)

Happy Surfing!!

【サーフィン研究所】スーパー・ブレア_諸行無常の万能薬_厚底ボンザー_1940年代からのヘア・カリフォルニア千葉回想_(1700文字)

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@blairconklin

Blair Conklin on Catch Surf

54 Special x Blair Conklin PRO

Photo by @jamesferrell

.

信じられないが、

ブレアがこのバレルをメイクした。

彼のことを天才だと思っていたが、

最近は超人になったのだとわかる。

漫画界ならばスーパーサイヤ人化で、

ドラグラ界ならば神格化だろうか。

続きは彼のインスタグラム、

5月23日のポストで確認されたい。

『ハンセンズ』のサンドウィッチをフル・コピーしたもの。

ハンセンズは綴りだと、

「Hanson’s、ハンソンズ」と書いてあるのだが、

発音はどう聞いてもハンセンズであるのが「O」の不思議だ。

ネイティブであるノアに聞いてみよう。

ハンセンズはノース・サンクレメンテ、

ピコ大通りの郵便局本局(92672)前にある。

いや、あった。

この食品の名店は、

1980年代はレコード屋であり、

今は共に倒産閉店してしまった。

同じモールにピア・ワン・インポート(Pier 1 Imports)と、

日本人による寿司屋が入っていたが、

こちらも同じように閉店してしまい、

昔からあるお店は、

ピックアップ・スティックスという中華料理の箱売り、

お持ち帰りを全面に押し出したお店だけになってしまった。

諸行無常である。

そんなことを考えながらオムライスをいただいた。

その際に

「昭和系なのか、平成風か」

そしてその細かな違いについて論議されたが、

令和式まで出てきた。

それはステイホーム等で時間があるので、

自家製ケチャップを作って、

それを使ってオムライスを製作するのが令和風であると、

話は現在(the present)となって帰結した。

ちなみに新タマネギの季節というのも追記しておく。

これはこの横浪半島付近で採れる、

さまざまな薬草の種や花、

そして枝葉をホワイトリカーで瓶内に漬けたもの。

この付近は農薬はもちろん、

除草剤や肥料等が散布されておらず、

もっと言うと、

半島の隆起時から人の手が入っていないので、

植物は太古からのままである。

「ドクダミ」の季節。

万能薬となる素質たっぷりの液体。

Bonzer 1973 / 6’5″

.

先日のことだが、

ボンザーに乗ったときの接水感覚に感じいった。

このことを何と表現すれば良いのかをしばし考えていた。

ボンザーの時代は、

ちょうどショートボード革命があり、

先進サーファーたちは、

ロングボードをぶった切って短いボードに乗った。

この旗手はウエイン・リンチであり、

デビッド・ヌイーヴァでもあったのだろう。

ボンザーは突然出現したナイキの厚底であり、

スパイダーマンのシューズだったのだろう。

で、

なぜ大御所たちはボンザーに乗らなかったのかと言うと、

これは推測となるが、

「シンプルにしたかった」

のではないだろうか?

デビッド・ヌイーヴァは、

シングル・フィンにこだわっていたようだった。

そして1940年代にこだわり続けるのは、

ブライアン・ベント。

自作クークボックスの輝きとまで書いたが、

実際にこれに乗るのは緊張の連続で、

のどが渇いてしまうことを伝えなくてはならない。

そのブライアン・ベントが、

キャッチサーフを見て、

「おいおい、ずいぶんと乗りやすそうだな」

「そうなんです。かんたん=シンプルです」

と言うと、

「波に乗るということをシンプルにしたら、

このビンテージ方法になったのだ」

そう熱く語るのをうんうんと聞くジョエル・マナラスタスは、

いつものように聞くふりをしながら聞いていないのだった。(笑)

8ホテルはヘア・カリフォルニアであり、

ヘア・カリフォルニアが、

NAKISURF千葉に来られた際のバナーが出てきた。

「サテライト・オブ・シザース」

こんな題名のイベントでした。

カルちゃん、ありがとう〜!

Jamie O’Brien on Catch Surf

®ODYSEA Stump 5’0″

.

巻頭のブレアが54インチ・モデルなら、

JOBは5フィート・モデルを操る。

リップを跳ね上げて空に浮き出る愉楽。

Happy Surfing and Happy Life!!


【サーフィン研究所特大号】キャッチサーフ大全_(2509文字)

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梅雨のはじまりを告げる前線があり、

その先端が鳥に見えた。

雲というのは立体だ。

見る角度が変わると、

見えるものが変わる。

とすると、

ここからは鳥に見えるが、

あちら側からだと違うものに見えるのだろう。

カルディの美しいスパークリング・ワイン。

大雨というか大嵐が2日間続き、

小休止するように晴れた。

静穏という風。

波はすでにささやかで美しい。

スカイアンドシー・ムロトに中庭カフェが20日にオープンする。

ここで一句。

『オープン日 晴れてください 梅雨ごごろ』

お知らせとしては、

10日に発売となったBlue誌の、

巻頭コラムに渾身執筆させていただいた。

今回はハワイ特集ということで、

サーフィン王の系譜であるデューク・カハナモクが、

現在のマウント取りのサーフィン世界を見たらどう思うか?

そんな内容です。

さらにはサングラスが付録で付いてきたので、

タローかジローにプレゼントしたいと思った。

いつかサーフボードが付録となって、

書店にボードが並んでいることを夢想してみた。(笑)

こちらはNALU誌。

同日発売の、

新型コロナを真っ向から特集した社会派でした。

表紙に所長やオノゲくん(水守食堂ワンタン麺推進派会長)、

タイラー・ウォーレンにCJ、

ジェリー・ロペスたちと一緒に私の名があり、

さらにはロブ・マチャドの言葉も誌面にたっぷり内包されている。

こちらには巻頭の「サーファーの言葉」、

そして4000字の特集記事に加えまして、

私の連載コラムです。

かなり読み応えたっぷりの内容でございます。

どうぞお手にとってみてください。

Blair Conklin on Catch Surf

54 Special x Blair PRO

MAGNUM SIZED PERFORMANCE IN A COMPACT PACKAGE!

.

コンパクトなマグナムに乗るブレア。

昨日ここで彼のことを

『スーパーサイヤ人です』と紹介した。

ブレアはショアブレイクのマスターであり、

ドクター・ストレンジばりの魔法使いでもある。

それにしてもフィンがついていないと、

乗れる波の範囲が拡がることに気がついた。

Catch Surf® Odysea Plank (Single) – 8’0

.

こちらはボードが長くなったが、

アグレッシブにフローターでリップラインに合わせてみた。

フィンが波トップに来たら、

グッと踏み付けると、

波の下に飛び出していく。

大きいからこそのスリルで、

これがショートボードだと、

この波にすら乗れないような、

かよわき淑女系だった。

さて、

フォルダーに写真が溜まったので、

ここで放出してみます。

題して

【キャッチサーフ大全】でございます。

こちらはミニフィンの6’6″。

ショートボード好きの女の子ならば、

このくらいのボードサイズがあると楽しいだろう。

絶版となったバリー・マッギーXキャッチサーフモデル。

絶版とか廃盤と聞くと、

レコードみたいでうれしくなる。

それにしても珍しい盤は高いですね。

あたりまえだけど、

少し前はゴミ同然の価格だったが、

良いモノは永遠に良いのだとかみしめました。

NIAGARA CD BOOK II(まだ未入手)

ピンク・レディ / 峠の早駕籠(タキビ神所有)

これもバリー・マッギー。

伊豆の入田浜。

このビーチは伊豆の中でもマイナー路線一筋なので、

とても好きなビーチのひとつでもあります。

鈴木直人さんの産湯系波。

浜から見ているのは、

伊豆大浜のハッピーサーフィン伝道師、

進士剛光くん関係の人だと記憶している。

サーフィンを見るのが楽しい子どもは、

すぐに波に乗り始めるだろう。

入田浜でのイクイップメント。

アンディ・ニエブレスたちとのサーフ・トリップからのヒトコマ。

キャッチサーフ社交界というのがあり、

これは渋谷南口付近の午後。

こちらは大阪上町付近のヒトコマ。

東西ともに、

そして南も北もキャッチサーフ大好きな人がたくさんいる。

この人も短いボードラインで攻めるショアブレイク。

フィンレスをして気づいたが、

レイルは長いものより短い方がコントロールしやすいようだ。

こちらはサーフ文藝界のアメリカ支部のジェイミー・ブリシック。

全盛時のサーフ雑誌には、

彼の文章の翻訳がよく掲載されていたが、

前後の文脈がわからないと、

「はて?」

となるので全く違うアウトプットとなる。

名著「ライ麦畑でつかまえて」

を村上春樹さんが再翻訳したのは、

同じような理由であるらしい。

バリの寺院。

教授と行ったからタカマ・テンプルと名付けている。

すごいのが、

タカマ教授のお顔立ちとインドネシア語の発音は、

この寺院の入場料が一瞬で地元民価格になったことだ。

おかげでデウスのハッピーアワーで、

この入場料の差額分を飲んだら酔っぱらってしまった。

キャッチサーフ一覧。

アーちゃんとチャッキー家族が見える。

またご一緒しましょう。

ノースハワイに毎年やってきてくれたU-Skeさんとキキちゃん。

彼らもまたキャッチサーフの信者である。

これはキャッチサーフ出荷後の風景で、

これだけあって出荷後なのは、

出荷前は倉庫がパンパンで、

身動きできないほど詰まっていたので、

写真が撮れなかったという理由だ。

これは6フィートモデル。

またこんな波に乗りたい。

千葉北東浪見でのカラちゃん(カラニ・ロブ)とクリスの視界。

@beefs_official

弊社

の初代グライド・アテンダントの池田潤さんもキャッチサーフ派だ。

これは昨年夏の鵠沼で、

マグヤンもみんな真っ黒に日焼けしている。

今年は海の家がないそうで、

そうすると、

こんな心地良い場所もないということになるが、

海の家の新しい形ができればいいのでしょうと落ち着いた。

エイトくんもお父さんの背中越しに波に乗ってこの笑顔。

こちらも入田浜だ。

景色はすっかり夏だ。

今日もNAKISURFにお越しくださって、

ありがとうございました。

新しい人もたくさんサーフ界にやってきましたが、

全員が楽しく安全にできますようにとお祈りします。

Happy Surfing!!

 

【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ】2つの真言_ムカデとタヌ君_法王掲揚_トリミロンと音頭_(1918文字)

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名山絶嶮の処、

嵯峨孤岸の原、

遠然として独り向ひ、

掩留して苦行す

足摺岬の足摺山。

この地のことを空海は、

遺告25条でこう記していた。

金剛福寺。

四国八十八箇所第38番札所。

真言は

「おん ばざら たらま きりく そわか」

サンスクリット語の音読みなので、

意味がわからないので調べてみると、

“aum sahasrabhuja ārya avalokitezvara”

とあった。

オンは心から従う(帰命)という意味で、

バサラは金剛、

ダルマは法で、

キリ(ク)は千手観音、

ソワカは真言の成就を願う末尾語だとあった。

とすると、

「(金剛界の)観音さまのお声をどうぞお聞かせください」

そう飛躍させて意訳してみた。

古文を現代語にするには、

多い言葉数からの選択となるので、

結果(内容)をどこまで飛躍させるのかが鍵だと思う。

いつもここに書いているのだが、

私は無宗教だ。

強いて言えば、

「父」を教師にした『父親教』である。

で、

空海の密教もムラムラくるほど良いのだが、

最近はやはり海教に属していると感じている。

昨日も浅瀬で巻かれた際にひさしぶりに五体投地した。

それだけ浅かったということだが、

その水の音、

砂利の感触と共に海のすばらしさを感じた。

昨日はあれだけ晴れたが、

夕方頃から雲がかかり、

夜半は大雨だった。

未明頃、

蚊の襲来があり、

少し早いが起きると、

小屋の中はムカデだらけになっていた。

ムカデの毒は神経毒だ。

しかも極めて強いので、

これを他のことに使えるのではないかと直感した。

そこで、

こういう自然療法に詳しいタヌ君に電話すると、

「ムカデ油を作るといいよ」

と言いつつ、

100シーシーだよと教えてくれたけど、

もっと聞くと、

それは生きたムカデをオリーブオイルで瓶詰めしなくてはならず、

効果があるのは、

1年後から(2年目がさらに良い)というので、

1年間も瓶詰めのムカデを見たくはないので断念した。

それにしても雨の後はムカデが多い。

ノースハワイも多かったけど、

土佐の横浪半島は、

ハワイと比較しても段違いにいる。

ちなみにこの1週間で22匹も退治した。

そのタヌ君はさらに

「いま法王といますよ」

と言うので、

「ハイハイ」といい加減に聞いていると、

なんと本当に法王といた。

瀧朗もいるし、

ここは境川沿いの片瀬岩谷不動だ。

タヌくんはさっきまで、

宗安寺の『SO-AN』でランチを食べていたのに、

こそこそがテレポーテーションだと驚き、

聞いてみると、

「いやだなぁ、ソーアンにいたのは昨日ですよ」

そんなことらしく、

「夜行バスでね、岡山経由で新宿駅に朝着いてそのまま湘南ですよ」

「宗安寺から湘南寺だね。ラカ法王の御利益を」

そうドラグラ教に瞬間帰依しつつ電話を切った。

法王は肘を痛められていて、

サンライズ・スパークリング・ワイン付録の、

シャンパン・クーラーで冷やされていた。

真言はタキビ神が詳しいのだが、

「法王の真言は、

“おん さばら たらま ほうお そわか”です」

と言う。

オンは心から従う(帰命)という意味で、

サバラはドラグラ、

ダルマは法で、

ほうお(う)は法王。

とすると、

「(ドラグラの)法王のお声をどうぞお聞かせください」

となった。

さすがタキビ神だとうならさせられた。

こちらのお方もドラグラであり、

私と同じヘア・カリフォルニア道場の清水さん。

彼はいまトリミロン理法博士を目指し、

修士に向かって研究を続けている。

いつか博士になったら、

「トリミロン版・地球の歩き方」を出版し、

「トリミロン会話教室」も開始されるという。

なんだかわからない人は、

巻末リンクをご覧になってください。

土佐のグッドサーファーは、

タイラー・ウォーレンのバーソープであった。

前回に氏とご一緒した際は、

ピーク周りがものすごい流れで、

いわゆる耐久パドリング日であり、

強制鍛錬だったが、

他者が脱落していく険しいコンディションの中、

苦しそうな顔もせずにずっと力を入れて漕いでいたのが印象的だった。

サーフィンって、

かんたんでもある反面、

こうした苦行みたいな日もあって、

「両方知ってこその両界曼荼羅ですね」

そうタキビ神にメールしたら、

側近のケイスケから太郎くんと二郎くんの今日が送られてきた。

二人はすっかりお兄ちゃんだ。

ラカ太郎は時期法王であり、

就任まであと7年。

しっかりと元気に波乗りしていてうれしい。

二郎くんは、

星飛雄馬のように瞳の中に星があり、

昭和の元気な子どもがそうだった雰囲気を醸し出していた。

ドラグラ・ケイスケ近影。

タキビ神のロングスリーブTにうれしくなった。

【巻末リンク:トリミロン語とは!?】

【サーフィン研究所】マーガリンとジンジャーシロップ_トリミロン楽曲(DGPテーマソング)_(1359文字)

Happy Surfing and Happy Life!!

【サーフィン研究所】梅雨_黒潮町手前の物産店_石田さんと公園ミーティング_(1737文字)

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ものすごい湿気の上に陽が昇る。

初夏であり、

梅雨であります。

英語で梅雨のことをレイニーシーズンというのだが、

まさにそんな毎日だ。

スカシー・カフェが20日にオープンするのだが、

この日は晴れていただきたいと、

都合の良いことを考えている。

近所の冨永さんは、

ご自宅の周りを農地とされていて、

野菜や果物を全て無農薬で育てている。

いただいたレモンとトマト、

ピーマンを使って、

魚介パエリアが完成した。

魚は小屋の前で獲れたグレであり、

イカは、

宇佐ショッピングセンターで購入した格安で、

新鮮なものである。

聖式カルちゃんより、

中古コンバースが3足も送られてきた。

彼からは以前にも靴をいただいたことがあり、

私たちは同じ靴サイズである。

こういうシンプルな靴が欲しかった。

カルちゃんは仕事柄、

「常に新しいものを履く」

そんなプロフェッショナルイズムがあるのだろう。

おかげさまで、

ストーン・ウォッシュ加工の靴が手に入った。

昨日書いた足摺山の東側には、

1600mもの白砂海岸があり、

ここは空海が、

『観世音菩薩が降りてくるところ』

と感得された崇高な土地だ。

その波に乗ると、

栄光のようなパワーがみなぎるのはいつものこと。

お好み焼きの名店「まるや」は、

黒潮町入野にあり、

ここ青龍寺や室戸からそこに行くには、

海岸線をひた走り、

土佐佐賀という名勝を通り抜け、

大方と続く。

どうやらこれらの道の駅は、

黒潮町のレッドカーペット的な役目を担っているようだ。

少し前の画像で恐縮だが、

土佐の「物産店」の現在の商品構成を確認してきた。

ここは黒潮町。

なので塩の味よく、

しかも古来の製法で作っている人が多い。

よって値はかさむが、

味付け用としては黄金の価値がある。

ブチ地区にブルースというグレイトサーファーがいて、

彼はすばらしいサーフィン講師として知られつつ、

ハラペーニョを育てている。

その唐辛子を酢漬けしたものが「ハタペーニョ」で、

大人気になっている。

夏です。

私の大好きな冷やし中華が3種もあり、

これは黒潮町のグリーンレモンを使っているとあった。

アイスクリーム各種。

ジェラートだろうか。

「どぶろく」に目が行った。

ここは土佐佐賀の道の駅。

こちらでも前出したハタペーニョの展開があり、

作家の椎名誠さんがここで

「たたき定食をわしわしと食べた」

と週刊ポストだかに書かれていて、

それから親しみが湧いている食堂。

土佐ジローの生卵が60円とはお値打ちだ。

館内になぞなぞがありました。

(答えは巻末に)

これは須崎のマルナカ。

私は昔からユルキャラ系が大好きで、

ついつい目をやってしまう。

UFOキャッチャーでこんな大物が取れるのだろうか?

そういえば、

バリの山崎さんが、

キャッチャーの達人であることを思いだした。

須崎市のマスコット・キャラクターの

「しんじょう君」

これは取れそうだと直感した。

話は変わって、土佐下田。

石田道朗(いしだ みちあき)さんという、

偉大なサーファーがいた。

ダナ・ポイントに住んでいらしたので、

生前はサンオノフレでサーフしたり、

ソルトクリークでバレルに入ったりした。

「ミーティング」がお好きな方だったので、

J C Beans Incでおいしいコーヒーだったり、

近所の公園で「ミーティング」をしていた。

石田さんは土佐西にも造詣深く、

「あの上の公園がお好きでした」

朋輩うどんの学くんが、

ラキラニ・ビーチからそう教えてくれた。

この近所に宿を取り、

石田さんを偲んで夕食をいただくことになった。

石田さんがお好きだったスパークリング・ワインとお魚。

銀座の天龍の餃子もお好きでしたね。

スーパーFUJI中村店に行くと、

いまだにコロナで時短営業となっていて、

——まだ明るいのだが——

閉店セールの50%引きが適用されていた。

やたらとおいしいハマチは、

ヒトサクで半額200円。

夕陽はうっとりと赤く、

太古のようであり、

風は存在すらしていなかった。

あまりにすばらしい景色は、

まるで天界からのメッセージのようだった。

石田さん、またやりましょう。

【なぞなぞの答え】

「カエル、ノコは買える」=カエルの子はカエル

(難解ですね。笑)

Happy Surfing and Happy Life Style!!

【サーフィン研究所】ショアブレイク_サーフ・チルドレンたちの日曜日_(765文字)

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令和二年。

梅雨空に太陽が浮かび、

コロナ騒動やいろいろなことを考えていた。

Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish JOB Pro 6’6″

Nakisurf Original Twin Fins

.

ショアブレイク系の波が好きなのは、

「陸が近い」=「安全」

という心理に由来しつつ、

たいていは波壁がこうして切り立つのが理由だろうか。

けれど、

こういう系の波は、

「浅い」

ということだ。

そう考えると、

危険度はどっちもどっちである。

浅いエリアのワイプアウトのコツは、

海(波)面に対して平行に飛び込むことであり、

これで何度も危機を逃れている。

高知県四万十市に平野という海岸があり、

中央付近にラキラニ・サーフ・ビーチというオートキャンプ施設がある。

その二代目のゼンイチくん。

「自然が一番」

ということで命名されたと聞いたが、

その名の通り自然遊びの達人である。

彼は中学生となり、

クラブ活動をせずにサーフィンに没頭するのだそうで、

学校にサーフィン部があればいいのにと、

小川直久くんを輩出した千葉県鴨川市のことを思うのであります。

さてこちらは千葉県一宮町。

NAKISURFで一日店長をしてくれたのは、

太郎くんと二郎くん。

彼らは大切な日曜日の時間を使って、

サーフボードを磨き上げてくれました。

ありがとう〜!

さて、

法王が乗る車を私たちは御料車と言っている。

今までは、

ホンダ・サバットが定番だったのだが、

ドラグラ広報部はこんな画像を手に入れた。

サバットであるが、ホンダではない。

室戸市にありそうでなかったのが本格カフェ。

今週末は、

室戸ではよく知られた青空洋平くんというマスターを従えて、

堂々オープンいたします。

梅雨の晴れ間であります。

晴れますように。

Happy Surfing!!

【サーフィン研究所&ドラゴン・グライド・プロダクションズ】ボンザー・システムの歴史_(1639文字)

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Bonzer 1973 / 6’5″

.

ボンザー。

これはフィン形状のことだと思われがちだが、

実際はサーフボード全体がシステムとなっていて、

今乗り込んでみてもこのデザインが画期的だとわかる。

歴史を見ると、

オクスナード(南カリフォルニア、ベンチュラの南隣)

にキャンベル兄弟がいて、

彼らは*ショートボード・レボリューションに感化され、

ロングボードを半分にし、

フィッシュの原型に乗っていた。

(*’60年後半にオーストラリアで起きたサーフボード革命のこと)

だが、

フィッシュ乗りならわかるが、

オクスナードのような硬い斜面だと、

波サイズが上がると、

高速になりすぎて、

操作不能となることに不満を感じていた。

キャンベル兄弟、

つまりキャンベル・ブラザーズは、

サーフィンの達人である父がいる。

サーフボードが高速になると、

どうにかするのが大変ナノデスと、

父に相談すると、

「センターフィンは失速するが、安定する」

いわゆる両派の剣、

ダブル・エッジ・ソードだと言葉を残した。

兄弟はその助言を元に、

ツインにセンターフィンを付けてみると、

「なんだかんたんでした」

そんなことを感得し、

フィンの総表面積を考えて、

ツインだったサイド・フィンを削りだして小型にした。

この乗り味のすばらしさに感動した兄弟は、

「新型サーフボード・システムの夜明け」

そんな大きなことを予感したのだ。

ボンザーが誕生した瞬間でもあった。

「THE DAWN OF BONZER1969」

そして翌年1971年には、

サイド・フィンが外側に開くようにロービングされ、

コンケイブが入り、

「TMA・1」

(Tycho Magnetic Anomaly)

「完成形ボンザー」が登場した。

これは各地の秘滑豪者たちの話題に上り、

強者がこぞって乗ってかなりの人気を博していたが、

ご存じのようにトライフィンの成功と、

サーフィンのメイン・フィールドがコンテスト・シーンとなるにつれ、

デザインとしては、ほぼ消滅していった。

なぜ衰退したかと言うと、

当時のコンテストシーンのクライテリアは、

ロングボードだけだった世界に突如巻き上がった

ショートボード・レボリューションということを考慮するなら、

「より過激に」

「ダイナミックに」

そんな審査基準であれば、

波の上をエレガントにクールに滑るボンザーは、

例え出たとしてもスコア獲得のためには、

手も足もでなかったのだろう。

シングルフィンも同様にここで廃れていくが、

マーク・リチャーズだけはツインにこだわって、

歴史は1980年代に進む。

ボンザーは、

そんな「失われたもの」であり、

正しく、

高性能のサーフボード・システムだ。

で、

私はその本物に乗りたく、

ずっと探していた。

クリスチャン・フレッチャーが73を持っていたので、

数週間借りたことがあるが、

それを返したくなくて落語を書いたほどである。

(巻末リンクを参照ください)

SNS等で、

ガレージの中まで目が行き届いた世の中になると、

見つかったとしても逸品はやたらと高額だった。

ちなみにオリジナル・ボンザーは、

小さな車を買える値段で売られていた。

数年経って、

やはりどうしても欲しくなったので、

一計を案じ、

博物館に飾られていたオリジナルの複製を前田博士にお願いし、

その1971年度版と、

コンケイブ版である1973を完全複製していただいた。

これがその1973年度版であるが、

当時の巻きは超が付くほど強いことを知った。

少しくらいの高さなら落としても擦り傷が付く程度なほど強い。

よって波が強くなったり、

砂利のショアブレイク系だと出番が増える。

これはタイラー・ウォーレンが所有するボンザー1973だが、

細部に渡って細かな調整がなされていて、

ボードエンドも少し丸いラウンド・スワロウとなっている。

ボンザー話はまだまだ続くのだが、

本日はここまでとします。

【巻末リンク:ボンザー落語】

【落語】赤いボンザー by 鰻楽_(3230文字)

【落語ブーム到来編】

【naki’sコラム】vol.65 落語『夢の中の酒』_(3838文字)

Happy Surfing!!

 

 

【サーフィン研究所&ドラゴン・グライド・プロダクションズ特大号】タイラー・ウォーレンの岬装備_ジミTの朝焼け_72時間限定『まるやオリジナルT』_(2719文字)

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これはタイラー・ウォーレンの車内だが、

良く見ると色々入っている。

ログにビッグフィッシュ、

実験ボード、

フィッシュ3本、

シモンズ系のスワロウソープが6本、

2本はショートボード系のクアッドと5フィン。

それでもスワロウテイル。

はて、

シングルフィンがログにしか付いておらず、

そのことを聞いてみると、

この日に向かうのは、

掘れ上がるテイクオフという

それから3つほどセクションが連続する岬波で、

ブレイクのすぐそばに車が停められるので、

そんな波用ボードをテストする選択だったという。

ログは、

万が一波が小さいときにの保険らしい。

少し前の72時間限定シリーズで製作したジミT。

完成度はピカイチとなった。

最近は薄い生地のT生地が少なく、

さらに細身または普通幅が、

ワイド系に設定されているのはヒップホップの影響だろうか。

私はロック魂であるので、

たまにはヘア・カリフォルニアRVCAがやるワイド系、

巨大バックプリントにも振るが、

基本はあの時代の思想にこだわる。

「もう二度と買えないというのが最高です」

Uくんはそう教えてくれ、

「スゲー評判いいよ〜」

そう教えてくれたのは、

鎌倉の @gerrunii さんでありました。

ただ受注生産のワナもある。

受注終了後に業者に注文すると、

「Mの在庫が切れてしまいました。次回の入荷は未定です」

そんなことになる。

そうならない工夫と、

情熱を持って製作する裏話でございました。

Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’6″

Nakisurf Original Twin Fins

.

前線が太平洋側に離れて南風が吹いた。

ややと言いつつ、

ティンパンアレーを聴きながら黒潮町まで行き、

いつものところでやりつつ、

さらに四万十までやってきた。

Zenichi Fujisawa on

Catch Surf® ODYSEA Skipper Fish

VCA Pro 5’6″

.

昨日も登場したゼンイチくんと、

ラキラニ・ビーチでサーフした。

彼はなんと今スイッチフッターであると言い、

ライトに滑るときは、

レギュラー・フットであり、

グーフィーもフロントサイドだった。

「もうこれだけで最上級なるサーファーだと思いますよ」

お母さんにそう言うと、

「だったら良いんですけど」

そう喜ばれていた。

小さいがワンセクションあり、

なかなか楽しい波だった。

現地では伝説のグレイトサーファーでありつつ、

魚群には、

アベンジャーズ並の脅威である横ちゃんと、

鉄兵さんにもそれぞれウィップ(ムチを漢字で)と、

ラキラニ・ビーチでお会いできた。

こんなに遠出しても、

偉人たちの笑顔にうれしくなった。

そして中村温泉のネコにも会えた。

水温が温かいので、

懐かしのサーフウォッシュでTシャツを洗った。

【お知らせ】

【まるやT “オリジナル”】

高知県幡多郡には、

黒潮町という海沿いの街があり、

そこにターボーくんというグレイト・サーファーがいる。

土佐西に行くと会いたい人のおひとりであります。

ターボーくんは、

真正なるお好みを焼く真実の人として知られ、

美味はもちろんのこと、

志があり、

家族を大切にし、

流行には見向きもせず、

大酒を飲んでも乱れず、

一切泣かず、

まるで昔の、

男という見本の、

河島英五の歌詞のようだ。

ターボーくんは、

まだ誰も見向きもしない時代よりミッドレングスを乗りこなし、

身の回りがとても清潔で、

車もピカピカであり、

全てが磨きに磨き上げられている。

「お好みにはおいしいビール。

ビールサーバーこそ重要です」

そう言いながら分解して毎日掃除されている。

氏は片手で卵をコン、パカ。

コン、パカ、

そしてコン(ややあって)パカと,

3つ鉄板の上に割り、

コテを使って、

クルクルっと熟練さながらに丸めつつ、

トンペイ焼きを仕上げていく。

またはスジコンを刻みキャベツの上に乗せつつ、

サーファーによる同調圧力の愚痴を聞いてくれる兄貴であり、

同じ歳の友人で、

車の足回りをカリカリにしたグッドサーファーだ。

繰り返すが、

最愛の奥さんを持つ家族思いの優しい男である。

ちなみに生はキリンのハートランドであり、

私の好きな音頭も笑顔で聴いてくれた。

で、

先週黒潮町に行ったとはここに書いた。

じつは今もいる。

(巻末リンクを参照ください)

初日にターボー氏が着ていた「マルヤT」に心を打たれた。

「それ、お店で売っているの?」

「いや、これ一枚しかないんや」

「ほう」

「というより、これ一枚しか作らなかったんやね」

「プリントゴッコで作ったの?」

「いや、砂浜美術館のTシャツアート展に協賛すると、

一枚作って、展示終了後にもらえるんですわ」

「じゃあインクジェットだね」

ターボーくんの名物「マルヤ・ガル・ウイング」

(旧名:マルヤトリム)

.

「インク、そうなんやね」

「NAKISURFの72時間受注Tがあるから、

それでまるやTを作ろうよ。

スクリーンプリントで作ればロゴはかすれないよ」

「そりゃすごいわ。こんな田舎の店のTシャツなんて売れますかね?」

「売れなくても受注なので大丈夫。一枚からでも」

「そやったな、お願いしようかな?」

「やろうやろう!俺も欲しいし。これで二枚だ」

「それやったら、もしものお願いがあるんやけど、

マルヤのロゴをタワレコのオリジナル・フォントでお願いできる?」

「もちろん。なんでも」

「看板のときもそうやったけど、

当時はタワレコ・フォントがなかったんやで」

「フォントがなければ、描くので大丈夫だよ」

「ほんま!?」

「フォントだけにフォントやで」

「さすがやね」

ターボー氏のお洒落度合いと合わせて、

ブランクス(素材)は、

アメリカの老舗Tシャツメーカーであるギルダンの4.5オンス。

襟幅2cm、

首と肩廻りはテープ仕上げで伸びにくい仕様は、

業務用洗濯機に乾燥機と、

またはサーフウォッシュとラフに着ることができる

ツルツル&ドライという風合いのクラシック・アメリカンT。

色落ちしずらく、

プリント部の通気が良いので、

真夏に最適でしょうズバリ!

『「まるや」は、

高知県幡多郡黒潮町入野海岸の、

海のそばの旧道沿いにある小さな名店です。

人格者ターボーくんの織りなすいろいろが詰まったTシャツ』

本日より72時間ご注文を受け、

その数だけ製作いたします。

ホワイトとコーン・シルクの2カラーで展開し、

各5サイズから選択いただけます。

詳細はこちらのページをご覧ください。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/2020_maruya_tee.html

前回のターボー氏遭遇はこちら。

すばらしい時間でした。

【サーフィン研究所:出張編】黒潮町大方の砂浜美術館_マルヤ・ピークとマルヤ・トリム_(2763文字)

Happy Surfing and Happy Life Style!!

【サーフィン研究所:特大号】龍滑文藝審議会推奨作品_黒潮町に関するサーフ調査研究その38_(3033文字)

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黒潮町にやってきた。

黒潮町は、

高知県西南部にある人口およそ1万人の町だ。

ここは、

毎年GWに開催される

『砂浜Tシャツアート展』や、

革新的な町長(3期目)で全国に知られている。

黒潮町入野海岸には、

昨日ここでお伝えした

お好み焼きの殿堂「まるや」がある。

少し文芸的な表現になるのは、

芥川賞と直木賞の候補作品が決まったからだ。

私は馳星周『少年と犬』を推しつつ、

同時に賞には興味がない。

だが、

1957年の芥川賞は、

『裸の王様』(開高健)であるので、

「名作を後世に残す」

そんな重要な役割をしていることも理解できる。

「お好み焼きまるや」

黒潮町民は、

大阪に行かずとも本場のお好み焼きが楽しめ、

他所から来た者は、

洗濯物が物干し台に翻る旧道によって、

昭和に引き込まれていくが、

それが「まるや」の舞台装置だったということは、

ずいぶん経ってから、

記憶の彼方におぼろげに知るのである。

「業務用ディスペンサー720cc に3連口で、

スジコンにマヨネーズ縞線を施すシェフ・ド・キュイジーヌ・ターボー・タカマツ」

油彩風味

.

長い名前の絵画作品だが、

特製まるやソースが、

鉄板で焼けた湯気は表現できたと、

ひとりごつ(古語終止形)。

さきほど上に載せたカーブミラーに法王が映り込んでいて、

さらに書くと、

このとき、

まるやの向かいの元クリーニング屋主人が、

緑色のボーダーポロと、

ベレー帽をかぶって海岸方面に向かっていった。

黒潮町の海岸は名の通りに黒い砂浜だが、

ここにはゴミ一つなく、

まるで『海(うみ)』という童謡の、

「松原遠く 消ゆるところ」

そんな正しい歌詞を直訳したような美しい松林海岸だ。

黒潮町にやってきたら、

あるね屋に行き、

ノスタル謹製総菜を買い込むのが最近の流行である。

で、

今回のイベントはこのようなものになった。

韓国海苔巻きを中心として、

具体的には海苔巻きを左手に持ち、

右手でクノーデル、

または旨ダレ手羽と交互に、

三角にいただくのである。

これはスキヤキの正式な食べ方(右)だが、

長谷川のみせかけが星形だったとわかる。

図表にするとわかりやすいので、

いつかノスタル総菜の食べ方を表してみたい。

クノーデルとは二重コロッケ。

具材をジャガイモで包み、

それを揚げたもので、

ノスタル版はハムだった。

Tabo on ANDREINI Vaquero

7’0″ x 22″ x 3″

.

さきほどのシェフ・ド・キュイジーヌであり、

私たちの仲間でカルト的人気を誇るターボーくん。

彼を少年時から知るものは、

正(ただし)くんと発音するのかもしれない。

法王と酒蔵館旦那の近影by瀧朗

神奈川県藤沢市名店ビル地下『古久家』於

.

「まるや」のファンのひとりは、

「完璧なる西方正味。

伝統までもが表現されたお好みです」

そう教えてくれた。

これは駐車場の一角であり、

みんなは鍵などはかけずに、

さらに書くと、

このようにドアを開け放してサーフしていることに驚かされた。

そしてこれこそが、

ノースハワイ風味だと感じいった。

安全な理由は黒潮町民にある。

具体的に説明すると、

サーフブレイク周りの駐車場は、

町民による「相互監視装置」が施してあるのだ。

入野海岸のメインは、

町の社交場であり、

多くの人たちがここを行き交う。

それだけではなく、

ほとんど全ての人がお互いを誰か知るものであるからだ。

マサヤくんとターボー君が波を見ていると、

毎日ここに来ているであろう老人たちがいて、

「おはようございます」

「(波は)どう?」

「(潮が)もっと込んできたほうがええで」

そんな会話となっていた。

都会から来ると、

こんな昭和40年代のようなことが信じられないのだが、

これも田舎の良さのひとつである。

なので、

こんな田舎道を速度超過で走るものは、

大切な孫や子、

猫や犬を傷つける

「未来の悪人」であり、

さらに書くと、

そんな走りをするのは、

市街地から来たサーファーや釣り師であることが多い。

@rivercovey

で、

そんな鬱憤(うっぷん)が他のことに直結して、

「サーファー(よそ者)反対」

そうなるので、

私はよその地に行った際は、

半分程度のスピードで走ることを基本としている。

波乗りの仕方、作法も同じ。

そんなことを考えていた。

.

#みんなでサーフィンを変えていく

こちらがさきほど開け放していたバンの持ち主。

樋口自動車のとおるくん。

前回お会いしたときと同じビッグフィッシュだったり、

あるときはログで、

クールなサーフィンを繰り返していた。

町民たちのあいだでも際立って人気が高いグレイトサーファー。

とおるくんがサーファーとしてすばらしいことは、

「他者を思いやる」ということだろう。

波に乗る動作に入っていた際に進行方向に誰かいれば、

わざとパーリングさせ、

何ごともなく反転していた。

こういうサーファーが増えたらいいのになぁ。

こちらも前回お会いしたヒロキくん。

テリー・フィッツジェラルドがシェイプした

1980年代風の2+1原型に乗っていた。

ここに写真がないのだが、

ターボーくんの友人マサヤくんにも会えた。

彼は際立ったトリムとフェイド・ターンを持ち味とし、

すばらしいスタイルのサーファーだった。

夜明け前にローソン大方店にやってくる早起きの達人。

Tyler Warren “2+1: One Off 6’5”

Nakisurf Original Twin (single foil)

.

私も遅ればせながらパドルアウトして、

ツルツルのまるやの鉄板みたいな波面を滑った。

あまりの波の良さによって、

タイラー・ウォーレンのワンオフを持ち出したが、

どんなセクションでも操作できることにうれしくなった。

1本目なので、

まだTシャツや髪が濡れてもいないのも夏っぽい。

フローターで、

5mくらいのセクションならひとっ飛び。

このボードならではの妙があり、

トップでボトムを押しつけるとクンと加速する。

波はシフトしながらウィップの方に流れていく。

そのウエッジを読むと、

100mくらい乗れる波があった。

最終的には、

このようにくるぶし以下のサイズとなるが、

進行方向のショアブレイクにヒットさせて、

砂浜に乗り上げて成仏。

これをマンライ満願と言い、

後ほど

「1本目からマンライ♪アーロロ」

そう書いてタキビ神にSMSで報告したら

「照身呆阿津怒哀声 雨伊豆名雨」

と戻ってきた。

これはトリミロン語で、

「Tell me what’d I say with now」

という意味であるので、

「王! 背怒肥褸往来」

(Woah! Said feel all right)

そう返信すると、

🙏⚡🙏⚡🙏往来王家🙏⚡🙏⚡🙏

(All right, Oh yeah)

となって、

ずっと続くのだが、

トリミロン語はここまでとしておきます。(笑)

詳しくは、

巻末リンクを参照ください。

4時間ほどサーフすると、

少し大気が動いてきた。

これは風と呼ばれるものだが、

存在すら忘れるほどの無風コンディションだった。

梅雨前線からの贈りもの。

NAKISURFオリジナルツインを付け、

小波仕様にしたのが大正解。

昨日も登場したジミTのサーフウォッシュとなり、

なんだかとってもすばらしい日となった。

入野自慢の砂浜では、

流木で物干し台を組みジミTを干した。

つぎのセッションが終了すると、

すっかりと乾いていた。

【巻末リンク:トリミロンとは?】

【サーフィン研究所】マーガリンとジンジャーシロップ_トリミロン楽曲(DGPテーマソング)_(1359文字)

【巻末リンク:トリミロンとは?2】

【ドラゴン・グライド・プロダクション編集部謹製】トリミロンの覚醒_(2539文字)

【巻末リンク:トリミロンとは?3】

【サーフィン研究所&DGPスペシャル】タキビ神が提唱するトリミロン理論_スカイアンドシー・ムロトの初夏メニュー_(1305文字)

Happy Surfing & Happy Life!!


【サーフィン研究所】本日の想定波質_ノスタル・ダイナマイト・ナイト_スカシー・カフェ明日オープン!!_(2358文字)

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四万十市下田公園

クマさん(篠原勝之)のゲージツ作品「うつろう」と朝陽

.

これは北極星を一直線に指し、

7つのステンドグラスが北斗七星なのだとあった。

クマさんは、

1960年代後半には、

唐十郎さん率いる状況劇場の舞台係であり、

ドリル自転車、

客席の頭を走る火花、

直筆詳細画の立て看板、

彼の著書『人生はデーヤモンド』が頭をよぎった。

ここから足摺岬の金剛福寺までは、

44kmの地点で、

グーグルマップによると車で55分だった。

最近大流行の「お好み焼きまるや」までは11km。

全ゾロ目に恐れ入った。(本当)

Playa Marbella, Costa Rica

Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish JOB Pro 6’6″

.

今日は梅雨前線にくっついた低気圧からのうねりが入っていて、

これを書いているのが朝3時。

なので、波はまだわからないが、

背丈くらいのうねりがあるだろうか。

なので、

その天気図から、

ナウファスの上昇率などの希望的観測などを持って、

想定サイズと波質からコスタリカの写真を持ってきた。

波も「うつろう」ものなので、

実際にはわからないが、

そうでなくても、

天気図からそう思えるのが幸せなことだと考えていた。

考えてばかりだが、

大雨の深夜には考えるかくらいしかないので、

あとは音楽か。

ティン・パン・アレーが良くて、

ハリー細野さんの『トロ3連』を聴きこんでいる。

「蝶々- San」とか、

「北京ダック」などは傑作以上の伝説だ。

トロとはトロピカルのことで、

直結的にビンテージの殿堂トロちゃんこと、

トロピカル松村くんが思い浮かんだ。

(写真は布谷文夫さん)

彼のファッションが起因して、

ビートルズとなり、

ジョージ・グリーノウと主題が動き、

ヘアカリのカルちゃんのことになった。

早く髪が切りたい。

*リモート・ヘア・カリフォルニアで切ってもらったが、

またかなり伸びてしまった。

(巻末リンクを参照ください)

この傑作トンチーをいただきながら

「スカタンヤロ」と絹街道の歌詞が出て、

ターボー君と合唱したいと話していた。

夕方、

黒潮町にあるMLB施設の前で波を見ていたら、

おしゃれなTシャツを着たターボーくんが現れ、

「ノスタルにでも行きますか」

そんな文体になった。

「ノスタルは黒潮町の新日本プロレスです」

黒潮町が大好きな人が教えてくれた。

その幡多郡黒潮氏によると、

「オンリー・シェフのタクくんこそが、

シンニホンのタイガー(マスク)であり、

佐山聡であり、

タイガー・スープレックスという多国籍です」

そんなことを言うので、

わけがわからなくなったので、

「ならばサーバーのチエちゃんは、

ダイナマイト・キッドの爆弾接客だね」

そうおどけると、

「ちゃうで、チエちゃんはな、

マゴコロの接客やから、

プロレスやないで。

ダイビング・ヘッドバットとちゃうで」

そうたしなめられた。(笑)

ここからターボー氏の自宅までは1110mで、

いつも歩いてやってくる。

私の車は準キャンパー仕様なので、

チエちゃんにお断りし、

今夜はノスタル専用駐車場で寝かせていただくことになっている。

「距離がゾロ目だ。今日は一日不思議なる数字のラレツのウツロイ」

と言うと、

氏は「55」が好きだというので、

GOGO話で盛り上がった。

チエちゃんが、

「ビリカツオあるで」

うれしそうにそんなことをターボーくんに言うと、

それを聞いたターボー氏の顔が55ルクスくらい明るくなった。

これはこの季節ならではの、美味珍味であるという。

このビリになるためには、

糸で釣られたカツオが夕陽船から直接まな板にやってこないと、

そうならないらしく、

実際はカツオの成魚であり、

食感はシンコそのものだった。

旬の感動。

鰹の塩タタキ。

ノスタルは、

なんと4種のクラフトビールがある。

都市部の繁盛店でないと達成しづらい偉業である。

その中から『東京ホワイト』をいただき、

途中からハイ・ボールとなって、

閉店まで酔っぱらった。

それにしても5月4日に55歳になったターボーくん。

彼と大いに盛り上がったのは、

黒潮町6月編のフィナーレにふさわしかった。

ありがとう!

マルヤTは本日まで受注しています。

ホワイトとコーン・シルクの2カラー、

各5サイズから選択いただけます。

詳細はこちらのページをご覧ください。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/2020_maruya_tee.html

明日はスカシー・カフェのオープン日である。

「おいしいもの研究所」のアウトプット、

そして奇跡の室戸なので、

食材にはこだわった。

野菜や果物は西山台地の傑作であり、

キラメッセの逸品がひしめきあっている。

魚介類は、

室津港横の老舗魚屋『浦戸屋』直送。

シャンパンはオーストラリアのシャルドネ種100%を使った

ブラン・ド・ブラン逸品(BRUT)であり、

これをなみなみ注いでグラス売り300円というお祝い価格。

トマト・ピザも例に違わず、

室戸のトマトの美味であり、

特上の手もみ海洋深層水がしみこんだふるさと納税風味であります。

こちらを試食していただきます。

ビールは、

河合館長の趣味でいろいろ新鮮で、

和洋銘柄が揃っております。

グビー!

お酒が飲めないひとは、

地場産の傑作生姜をコールドプレスしたジンジャーエールなどがあります。

他にもエトセトラエトセトラ。

さらに書くと、

天気予報では「週末は晴れ」だとあり、

この季節でちょうどオープン日に晴れるのは奇跡的なことだと、

深く頭を下げ、

空海に印と言を送るのでありました。

@sky_and_sea_muroto

【サーフィン研究所:テクニック編】テイクオフのレイル加重_有元くるみさん考案のスカイアンドシー・ムロトと新メニューとカフェ開業のお知らせ_(2268文字)

【巻末リンク:聖式カルちゃんのリモートワーク】

【サーフィン研究所】荘厳なるピュアライドと小夏のヘア・カリフォルニア・リモート編_(819文字)

Happy Surfing and Happy Pure Days!!

【サーフィン研究所】カッシーニ曲線のジロー_室戸ロッキーロード_スカシー・カフェ本日オープン!_(1511文字)

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まるで梅雨明けのような朝陽だった。

あれだけ降った雨は、

各川をあふれさせ、

大量の水が山から流れていた。

水という大切な自然の浄化は、

海に流れ込むことで洗浄していたのだとわかる。

Eric Christenson’s Fonzer 7’2″

.

このシェイパーのエリックとは、

MLB好きが高じて知り合った。

エリックはクリステンソン家の券を数枚持ち出して、

ピッチャーが投げるときに発する音や、

バッターが、

キャッチャーやアンパイアと挨拶する声が聞こえるところ、

はたまたベンチの横の席などをふるまってくれた。

そしてちょうど私が、

ショートボードがつまらなくなり、

シングルフィンに傾倒し始めると、

ブライアン・ミラーたちが、

逸品シングルを持っていて、

乗せてもらい、

その感動のままサンタアナのエリックに会いに行ったのは今は昔だ。

そんなことを思いだしていたら、

NAKISURFからビンテージTが届いた。

これも72時間限定で販売し、

それが完成して届いたものであります。

近所のMさんx2、

Kさん、Gさん、Sさんにお渡ししつつ、

東京にいるトロちゃんのまであり、

はて、どうやって渡したものかを思案して、

彼のSMSフィードにこの写真を送った。

これはホワイトをコーヒー染めしてみた。

染みが付く感じが着た感があり、

この1969年をモチーフにしたコンセプトに合っていると直感したからだ。

少し前の私の視界には、

黒潮町の夜明けがあり、

大好きな道の駅『ゆういんぐ 四万十』で、

食事をしつつWi-Fiをつないで作業作業。

そういえば、

滞在しているガシラハウスは、

横浪半島の須崎市側で、

するとゴミ袋がしんじょう君となる。

やはりしんじょう君も黄金楕円であり、

放物線のような丸い線に感激していると、

父ちゃんからのSMSがあり、

そこには、

スシローにいる二郎くんの写真が送られてきた。

「放物線です。デカルトでもあるし、

超楕円のようでカッシーニの卵形線ですな」

すかさずそう返信すると、

父ちゃんは、

「ナキさんの言っている意味がわかった日です」

「ですよね。ゆるふわです」と返信すると、

「ほっこりしてしまいます。

でももうすぐ3年生なので、いつまでこの丸さが続くかですね」

「大丈夫です。マグロの赤身がいいです」

「わかりました!」

そんな会話が思い出された。

これは巨大なニンニクであり、

高知の生育がいいのか、

そういう品種なのか。

肉類で言うと、

ステーキ並のインパクトがあった。

波はブルードラゴン、

エアポート・バンク共にものすごい流れだった。

スカシー・リーフがゾラヤンの実家付近にあるので、

そこを見に行くと、

無人波がバレルになっていた。

写真だと小さく見えるがオーバーヘッドはある。

キラメッセ室戸で、

絶品佳品「そうめん」などを追加しつつ、

岬付近に気になっていたレフトがあり、

そこはこんなロッキーショアになっていた。

前出したゾラヤンによると、

「ここはロッキーロードというブレイクです」と言う。

足摺岬の金剛福寺から、

この室戸岬のスカイアンドシー・ムロトまでは、

232kmの距離だとあった。

千葉だと、

北東端の銚子から南端の野島崎までがおよそ150kmなので、

ちょうどその1.5倍の距離もあった。

四国は広い。

カフェのオープン準備。

中庭に3席、

空海の間に2席。

ここは青空カフェなので、

庭石に腰掛けていただいても結構です。

蔵回りも座れますし、

自慢の裏庭に行かれてもかまいません。

それでは、

どうぞよろしくお願いします。

オープンの内容のもう少し詳しくは、

こちらをご覧ください。

【サーフィン研究所】本日の想定波質_ノスタル・ダイナマイト・ナイト_スカシー・カフェ明日オープン!!_(2628文字)

Happy Surfing and Happy Life!!

【スカイアンドシー・ムロト】一粒万倍日+天赦日+新月+日食でスカシー・カフェ開店記念日!_(1827文字)

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2020.6.21

.

今日は『一粒万倍日』と、

『天赦日(てんしゃび)』、

新月、

さらには日食が重なる日です。

スカイアンドシー・ムロトというゲストハウスがあり、

その中庭と空海の間を使用して、

『スカイアンドシー・カフェ』がオープンしました。

(高知県室戸市)

青空洋平くんは、

灯(ともしび)ワークスのエース。

彼がカフェを取り仕切っています。

私たちは親しみを込めて「ゾラやん」と呼んでいる。

清潔王で、

炎のヴォーカリストであり、

食の調律士でもあります。

それにしてもちょうど万倍、

月食、

新月、

天赦日というのも奇遇である。

スカシー・カフェの詳細は後ほど書きますね。

今日は部分日食。

いろんな人から話題に上っているが、

国立天文台の情報によると、

こんなことになっていた。

今回の日食は、

南になるほど「食」が増えるようで、

ここ高知は、

およそ京都と福岡のあいだなので、

どのくらいかを想像していた。

Nation The Connector 6’5″

Playa Negra, Costa Rica

Photo by Tony Roberts(巻末リンク)

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昨夜は暑かったからか、

コスタリカにいる夢を見ていた。

夢の中は長い波が永い波となって、

どこまでも滑っていけるのだった。

さて、

スカイアンドシー・カフェ。

私たちは敬意を持ってスカシー・カフェと短くしている。

ちょうどコロナ騒動直後なので、

窓などは開け放ち、

テーブルも一組ずつという使い方をしています。

これは空海の間。

中庭カフェであるので、

昨日のように晴れた日は、

室戸岬の風を受け、

思想というか心が開く。

ここには不思議な土地パワーがあり、

空海がここを修行の地に選んだことがわかる。

これは空海の書。

飛白書を含む雑体書で、

私は「文」という文字と、

「書」にゾクゾクするのです。

万倍日に何かを始めると、

「たわわに実る」とありました。

その地に建てられたスカイアンドシー・ムロトは、

「おいしいもの研究所」を掲げて、

有元くるみさんを名誉教授に迎えたことはいつか書いた。

(巻末リンク*2を参照ください)

私たちが日々切磋琢磨しているキッチン・カフェなので、

ピザなどはこうなる。

一口サイズのピザは、

真正イタリア流の薄い生地に逸品チーズ、

室戸の西山台地にトマトやタマネギであり、

スタッフイチオシの「半田素麺」にしてみると、

麺は「阿波踊り」グレードであり、

「たむらの卵」、

出汁は石鯛出汁(日替わり)で、

これに昆布出汁のビーガン選択も可能で、

オクラ、生姜、大葉、ナス、ズッキーニ、

そして前出のトマトで一揃い。

本日のメニュー一覧。

ロータス・カレーの豚肉も国産で安全なもので、

たむら玉子と真正生クリームによるセミ・フレッド、

渾身のコールド・プレスジュースと続き、

獲れたてのすだちを使ったモヒート、

そして自慢のスパークリング・ワイン。

牛乳は佐喜浜町の特濃銘品であり、

ビールは館長が好む

「軽いテイストの瓶ビール」であり、

「お水がおいしい」

そんなお褒めをいただき、

そのおいしさはこの高性能浄水と、

室戸の水のマリアージュなんです。

そのお水を使って、

灯火ワークス・ブレンドをハンドドリップ、

または水出しアイスコーヒーをお選びいただけ、

カマアイナ(ハワイの地元民割引)と同じ、

コーヒー・スタンプも発行しています。

気になる除菌は、

世界一の次亜塩素酸水である

『クリーンファイター』をたっぷり使って、

ナノバブル除菌をしています。

中庭側はこのような配置で、

日除けパラソルがあるので、

このようなパーティとなる。

手前が室戸ジオパークのガイドのみなさんが、

仕事帰りに寄っていただき、

もうお一方は、

このブログの愛読者でもあるサーフィンが大好きな

「クワイエットファンク」の方々。

バス釣りでトップ好きの方には、

おわかりになられるでしょう。

スカシー・カフェは、

本日17時まで営業しております。

全ての品がテイクアウトできますので、

こちらもどうぞご利用ください。

@sky_and_sea_muroto

昨日の17時30分頃、

閉店後、

大好きな半田素麺と、

人格者でもある河合館長。

スパークリング・ワインで乾杯しました。

今日もよろしくお願いします。

お越しになってくださった方々、

ありがとうございました!

【巻末リンク:コスタリカのコネクター】

とっさのスピン_最も感動した石器時代風のクリスマスディナー_(1539文字)

【巻末リンク*2:有元くるみさんは大教授】

【サーフィン研究所】日本の対岸、対をなす竜の向き_タイラー・ウォーレンとの昨夜_スカイ アンド シー・ムロト_NAKISURFカレンダー_(2019文字)

Happy Surfing and Happy Life Style!!

【サーフィン研究所】4マス広告のドラゴン・グライド・プロダクションズ_スカシー・オリジナルズ!(1016文字)

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Tyler Warren’s Bonzer 6’7″

Photo by Brian Miller

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昔の写真を使うのは、

最近の波が小さいからで、

そして雨が多いのが理由だ。

けれども、

今日は写真はないが、

信じられないほど良い波に乗った。

しかも大恩師と一緒に。

すごい日です。

ドラゴン・グライド・プロダクションズというのがあり、

これは文字通りの龍のように滑走すること、

オルタナティブ思想サーフィン派ということだ。

私はこの広報部に属しているが、

こちらはその広告部が製作したバナーだ。

広告業界には、

「4マス」というのがある。

これはテレビ、ラジオ、新聞、

雑誌という4大従来型メディアのことを指すのだが、

ドラグラは、

こちら側で展開はせず、

ほぼインターネット・メディアだけで宣伝されている。

これは次回のドラグラ・プロダクションズのステッカーで、

ラカ法王のブートレッグ・ラジオという、

4マス方面への進出系である。

(巻末リンクを参照クダサイ)

昨日も登場したラカ太郎くんは、

アメリカの独立記念日が誕生日なので、

この日から7年後に法王に就任する。

その際はスシローでお祝いすることになっている。

聖式カルちゃんのアジト前の視界で、

湘南も真夏となって、

新型コロナ期間中に世間を騒がしたサーファーたちの季節となる。

それにしてもなぜサーファーが、

パチンコと並んで悪かったのかを考えると、

あの騒動自体が日本の縮図であったような気がする。

前に進まなくては。(笑)

スカイアンドシー・ムロト、

そしてスカシー・カフェ。

こちらがオープニング・スタッフです。

左から井出っち、

ゾラやん、

河合館長、

万純(ますみ)ちゃん、

なっちゃん、

ナッキー、私です。

ここにはタケちゃんが抜けているけど、

初期メンバーと記憶してください。

室戸新世代のクールネス・メンバーです。

こちらが首謀者の河合さん(左)、

そしてゾラやんこと青空洋平くん。

それぞれの世界の強みを合わせるために結集したカフェと、

ゲストハウスだと記憶してください。

カフェなので、

論議の場でもあります。

これは久保田さんたちを相手に、

たくさんのお話をさせていただいたところです。

そして、

彼らの深いお話も伺えて良かった。

今日もNAKISURFにお越し下さってありがとうございました。

【巻末リンク:ラジオのこと】

【サーフィン研究所】ムジカ・ラッコリーノ Mr.ホーオーのブートラジオVS黒ネコのタンゴ_タヌ・ダクトテープ土佐_(1099文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!

 

 

【サーフィン研究所】パープルヘイズとドラグラの騎士抱井さん_(1232文字)

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Purple Haze, The Blue Dragon

2020 June

@sky_and_sea_muroto

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そらは蒼く、

まるでパープルヘイズだと、

ジミ・ヘンドリックスの楽曲を思い浮かべつつ、

昨日、

偶然に再会したドラグラの騎士のお言葉を思い浮かべていた。

その師に「あの波」のことをそれとなく尋ねてみると、

「ウォーレン・ボルスター」と発声し、

「あの波でのナカトサノシャチョーのグラブレイル」

というのがつながった。

書いていても何のことかがわかりづらいが、

つながるとそらが赤くなった。

幻想的な瞬間。

こうして色彩、

人間関係、

果てしないほど離れた点がつながっていくのは、

偉人タマちゃん(ジグザグコーヒー)のおかげである。

彼もまたナカトサノシャチョーの信者であり、

そしてすばらしい思想の持ち主だ。

こんな偉人たちが各地にいる。

さて、

このドラグラの騎士というのは、

老師、抱井保徳さんのことである。

彼を語りだすといつも宇宙的な気持ちとなる。

そこでスター・ウォーズではないが、

ジェダイ・ナイトならぬ

ドラグラ・ナイトとステップアップさせてしまう。

抱井さんの得意とする滑技の型は、

ドラグラの騎士最高のサーファーと称えられる横山泰介さんにさえ、

「ザ・マスター」(波乗りを極めた者)

と言わしめるほどの実力を持つ。

1960年代当時は、

抱井さんでさえ誌面の師があった。

それはウェィン・リンチであり、

デビッド・ヌイーヴァたちだった。

カービングの使い手であり、

独自の信念に従って行動し、

そして奔放であり、

柔軟性と革新性を持ち合わせている。

その師は、

それは見事にフォイルに乗ってみせ、

「これが一番水の抵抗なく波に乗ることができる」

そう言い放たれた。

「すごい世界だよ」

そうありがたい」説法を受けた。

やはりさすがだと感服していると、

「オカバヤシノブヤスを聴くといいよ」

師はそう教えてくれた。

「岡林のぶやすですね」

「そう、それ」

そんなことになって、

「岡林信康アルバム第二集 見るまえに跳べ」

を聴いている。

1970年発売のLPだ。

そしてアルバム最後に入っていた

「今日をこえて」のメッセージに感じいった。

(巻末に置いておきます)

これより小さい波だったが、

昨日乗った波質と同じ画像を見つけてきた。

キャッチサーフで乗ったのも同じ記憶の追憶。

さて室戸。

これこそは、

カップ素麺のスタンダードを破る逸品だろう。

山桃ジャムのロールケーキ。

そしてコンビニエンス・ストアからは後発だが、

バスク・チーズケーキの佳品。

私的には、

この「やまももゼリー」に1本取られた感があり、

ホームメイド・デザートを素材にこだわり、
「お菓子を正しく作るとこういう味になる」

そんな研究結果を学会に報告したくなった。

同時にバリの高間教授のお顔が思い浮かんだ。

【そのメッセージ】

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!

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